シューマッハの風に吹かれて(Blowin' in the Wind of Schumacher)

日本でも少しずつ認知度が高まってきたSchumacher College(シューマッハ・カレッジ)大学院。しかし、まだ日本人の参加者も少なく、日本語での情報も少ない為、その実態が掴み辛いのが現状です。 そこで、少しでもシューマッハ・カレッジ情報を国内で広め、多くの方に興味を持ってもらいたいと思って始めたブログです。

シューマッハ・カレッジの受験記録: 全体スケジュール

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シューマッハ・カレッジ受験概要についてはこの記事に記載しましたが、「じゃあ実際にどれぐらいのスケジュール感で受験準備を進めればいいの?」という方に対して、少しでも参考になればと思って、私の受験記録をこれから何回かに分けて記載していきたいと思います。

 

そして、初回となる今回は、私の「受験準備~書類選考~面接~合格~その後」についての全体スケジュールを紹介したいと思います。まずは、上の図を見てください。これが全体スケジュールそのものです。(「たかだかブログの為に何こんな資料作ってるんだ。暇なのか。」という批判は予め認識しています 汗)

このスケジュールは結果的にこうなったわけではなく、年末年始に色々と考えた上で組み立てて、「このようなスケジュールでいこう!」と決めたものです。この通りに行かなくても随時修正しながら進めばいいと思っていたのですが、結果的にほぼスケジュール通りに事を進めることが出来ました。

 

まずは、どうしてこのようなスケジュールになったのか、ということについて順を追って説明したいと思います。

 

前提

  •  実は無職
    2012年12月末で退職した為、2013年は気持ちを新たに無職としてスタートしました(笑)。わざわざ受験の為だけに退職したわけではないのですが、色々な事情が重なって、このような身軽な状況で受験生活をスタートしました。その為、仕事を続けながら受験される方とはかなり前提条件が異なってしまう点を、予めご承知ください。

 

  • 絶対に外せないイベントがある
    退職する際には、「2013年は好きなこと・興味があることをとことんやる1年にしたい!」と強く思っていました。そして、2013年は私にとって絶対に外せないイベントが3つありました。それは、「冒険教育指導者養成コースへの参加」と「小笠原の放浪旅」と「シューマッハ・カレッジ受験」の3つです。シューマッハ・カレッジ受験はもちろんのこととして、それ以外にも2つあるので、これらをどうバランス取りながら進めていくかが、スケジュールに大きく影響しています。

 

このようにかなり好き勝手言っていますが、本人は大真面目でした(笑)。その為、年間スケジュールは以下の順番で決めていきました。

 

Step1
4月末~7月中旬(約2ヶ月半)は「冒険教育指導者養成コースへの参加」し、9月は丸々1ヶ月間「小笠原の放浪旅」に行くことは誰が何と言おうと決定。この時期(合計約3ヶ月半)は都心にいない為、きちんとした受験準備期間としてはカウントしない。

 

Step2
学校ホームページ上は2013年9月入学の受験情報が載っている為、自分が目指す2014年9月入学の受験情報の詳細はまだ分からない。おそらく、2013年入学が終わった秋頃(10月~11月)に、2014年9月入学の受験情報が学校ホームページに載ると予想されるので、本格的な資料の作り込みは、10月以降とする。
⇒実際にホームページ上で情報更新されたのは、10月末頃だった。

 

Step3
そうすると、1月~4月中旬(約3ヶ月半)と7月下旬~8月下旬(約1ヶ月)の合計約4ヶ月半が本格的な受験準備期間になるので、その使い方を考える。ここでは、受験情報の詳細が分からならなくても準備できるものに集中する。そうでないと、事前準備してたのに蓋を開けてみたら全然違った。。。。なんていう見事な「手戻り」を起こしたら目も当てられないので(笑)。そこで、以下の準備をすることにした。

  • 英語: 天地がひっくり返らない限り必要なので第一優先順位 ⇒1月~3月
  • 卒業証明書・成績証明書: これは大学に取りに行くだけだけど、忙しくなると学校に行くのも面倒なので早めに取得しておくべき(GPAも事前に計算できるし)⇒4月
  • レジュメ: 自分の履歴書や職務経歴書的なものは絶対に提出するだろうし、多少項目が異なっても大外しすることはまずない ⇒7月~8月
  • 志望動機書: これを聞かない学校はまずないし、自分の中でしっかりと棚卸しすることが後々の面接にも絶対に生きてくるのでMust ⇒7月~8月

 

Step4
ここまでやるべきことが決まってくると、「冒険教育指導者養成コースの参加中」と「小笠原の放浪旅中」にも何となくできることがあるんじゃないかと気づいてくる。両方ともパソコンを持っていくことは出来るので、がっつりではなくても、情報収集や不明点を学校に問い合わせる等をこの期間にやろうと決める。

  • 冒険教育指導者養成コースの参加中は、主に学校ホームページを見て重要点を洗い出しておくことで、7月以降のレジュメ・志望動機書の作成をスムーズにする
  • 小笠原の放浪旅中は、それまでに調べた内容での質問点や推薦状に盛り込むべきポイント等について学校側にメールで問い合わせる

 

これで完璧!!となりました。実際にここまで下準備をきちんと進めていたので、10月末に最新情報が更新されてから約3週間後には出願することが出来ました。備えあれば憂いなしですね。

 

次回以降は個別にどのようなことを行ったのかについて、順を追って説明したいと思います!!