シューマッハの風に吹かれて(Blowin' in the Wind of Schumacher)

日本でも少しずつ認知度が高まってきたSchumacher College(シューマッハ・カレッジ)大学院。しかし、まだ日本人の参加者も少なく、日本語での情報も少ない為、その実態が掴み辛いのが現状です。 そこで、少しでもシューマッハ・カレッジ情報を国内で広め、多くの方に興味を持ってもらいたいと思って始めたブログです。

シューマッハ・カレッジの受験記録: 英語(独学or国内予備校or海外予備校)

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今回も英語についてです。

 

前回は①としてTOEFLかIELTSかという点について書きましたが、今回は②で勉強方法として、「独学」「国内予備校」「海外予備校」のどれで勉強するかについてです。

なお、こちらの記事(3.自己紹介(留学準備)編)にも書いてある通り、過去に「独学」と「国内予備校」は経験したことがあるものの、仕事の忙しさを言い訳にどちらもあまりうまくいきませんでした(笑)

 

② 勉強方法: 独学か国内予備校か海外語学留学か?

 

そこで今回はどうするか?と考えたときに、「独学」はすぐに選択肢の中から消えました。性格的に追い込まれないと勉強しないタイプであり、自制心を保ち続けながら勉強するのが苦手であることは過去の経験から明白だったからです。あとは、IELTSの日本国内での認知度が今よりもかなり低かった為、IELTS対策本がまだまだ当時は少なく(今は本屋さんでもかなり目にするようになりましたが)、独学は難しいと判断しました。

 

次に「国内予備校」ですが、これは過去に通っていた経験からもしっかりと勉強する時間を作ることが出来れば、もの凄く効果が出るだろうと思っていたので、かなり迷いました。しかし、やはりTOEFL対策コースは沢山あるのですが、IELTSとなるとまだまだ少なく、そしてかなり高額な授業料を払わなければならないところがネックとなりました(今は大手予備校でもIELTSに力を入れてきているみたいですね)。あとは、ピーキングに苦手意識がある私にとって、グループレッスンでは話す機会も少なく、一方でプライベートレッスンとなるとかなり高額になることも二の足を踏む理由となっていました。

 

最後に「海外予備校」についてですが、実際にフィリピン語学学校に留学しました。私は以前からフィリピン留学には興味を持っていましたが、周りに実際に行っている人はいなかったので、説明会等に参加して情報収集しました。そして、私にとっては「独学」や「国内予備校」で挙げたようなデメリットは感じなかったので、「求めていたのはこれだ!」と思って、フィリピン留学に決めました。もう少し具体的に見てみると以下の点に非常に惹かれたのだと思います。

  • IELTSに特化した対策コースがある
  • 留学・授業費用が欧米や日本等の先進国に比べて安い
  • マンツーマンレッスンが基本で、希望に応じてカスタマイズもできる
  • かなり勉強時間が多い為、怠け癖があってもサボらずに短期間で実力UPができる
  • フィリピン留学という新しい体験ができる
  • 海外からくる同じ志を持った友人ができる
  • セブでマリンスポーツを楽しめる

 

留学エージェント: CEBU21

 

調べたところによると、ほとんどの学校が留学エージェントを通しての申し込みしか受け付けていないようです。なので、ほぼ全ての生徒が何かしらの留学エージェントを通して、申し込みをしているようです。

また、留学エージェントの数も本当に多くて、「どこがいいのか分からない!」と思うでしょうが、あまりこだわらずに、まずは日程が近い説明会に参加したり、職場などから近いところに個別相談に行ったりするところから始めてみるといいと思います。

ちなみに、私が利用した留学エージェントはCEBU21という池袋にオフィスを構えている会社です。ここにした理由は説明会日程が一番直近にあったことと、Facebookでいいね!すると1,000円割引+説明会参加割引があったことが決めてとなりました。

 

フィリピン語学学校: SME Classic

 

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私の目標はIELTSで大学院側が求めている「合計6.5かつreading, writing, listening, speakingが各5.5を超えている」状態に達することでした。その為、とにかくIELTSに特化しているところがよかったのです。留学エージェントにも相談したところ、SME Classicキャンパスという学校が最も適している、とのことでしたので、迷わずここに入学を決めました。

 

さて、次に留学期間ですが、1月中旬~3月中旬の2か月間留学することにしました。1か月だとやっと生活リズムや勉強方法に慣れてきた頃で帰ってきてしまうことになるだろうと思い、一方で3か月だと長すぎて中だるみしてしまうだろうと思ったので、2か月間がベストだと判断しました。結果として、この判断は間違っていなかったと思います。その代わり、この2か月間は集中して勉強に没頭することにしました。

 

生活・勉強リズム

 

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平日は6:30~21:00までみっちりと授業があります。もちろん、授業間の移動休憩や昼食・夕食の時間はありますが、基本的にはずっとIELTSの勉強をしています。そして、21:00以降はシャワー浴びたり、ちょっと休憩したりしてから、自習室や自室で復習や翌日の予習をします。なお、自習室は24時間開いているので、いつでも勉強できてしまいます(笑)人によっては、授業後の外に出てお酒を飲んだりしてから、門限の23時までに帰ってくる人もいます。(学校内は禁酒なので、見つかったら即退学)

そして、週末は、土曜日は午前から14時ぐらいまで、IELTS模擬テストが毎週あります。個人的にはこれがかなり効き目があったらしく、実践慣れすることができました。それでも、毎週末は本当にキツイのが正直なところですけどね。。。

 

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この模擬テストが終わると晴れて休日です!土曜日午後と日曜日1日間は完全フリータイムなので、何をしても自由です。近くのショッピングモール行ったり、マーケット行ったり、シュノーケリングしたり、スキューバダイビングしたり、アイランドホッピングしたり、とみんな思い思いに過ごしています。あとは、元バスケ部なので学校にあったバスケットゴールでよく遊んだりしていました。もちろん勉強してもいいのですが、こういうのはメリハリが大事なので、基本的には息抜きをするようにしていました。

 

点数の推移

 

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肝心の点数については、上記の表の通りです。

最初のテストは学校に到着してすぐに受けさせられた実力判定テストでした。IELTSのことは全く知らない状況での試験だったので、かなり苦労しました。8年前ぐらいに受けたTOEICが730点ぐらいだったので、この段階では700点ぐらいの実力だったのだと思います。蛇足ですが、フィリピン帰国後から半年以上たった12月にTOEIC受けたら965点になっていたので、IELTSの勉強はそのままTOEICの点数UPにも結び付くのだと思います。

ちなみにIELTS本番はフィリピンと日本で1回ずつ受けました。入学後わずか一か月でフィリピンで本番を受けた理由は、どうも模試と本番では点数の出し方が違いそうだと思ったのでそれを確かめたかったのと、単純にモチベーション維持のためです。
LとRについては、模試は完全な絶対評価なのですが、本番は相対評価も加味していると思いました。実際に、模試では一度もとったことがないRの8.0が本番で出たことがそれを表していると思います。

最後まで苦労したのは、Writingでした。ある程度テンプレート的なものを活用できれば点数は堅いと言われているのですが、何だかよくわからないまま終わってしまいました。。。