シューマッハの風に吹かれて(Blowin' in the Wind of Schumacher)

日本でも少しずつ認知度が高まってきたSchumacher College(シューマッハ・カレッジ)大学院。しかし、まだ日本人の参加者も少なく、日本語での情報も少ない為、その実態が掴み辛いのが現状です。 そこで、少しでもシューマッハ・カレッジ情報を国内で広め、多くの方に興味を持ってもらいたいと思って始めたブログです。

週末の過ごし方(2): リンゴジュースを作ってみた(Apple Pressing)

以前に、イギリスでApple Picking(リンゴ狩り)してみたという記事で、リンゴ狩りをしたことをお伝えしましたが、今回はその続編です。

Apple Pressingと呼ばれる方法でリンゴジュースを作ろう!という企画です。これには、カレッジスタッフやボランティアや生徒や卒業生やそれぞれの家族などがみんな集まって、総出でリンゴジュースを作りました。さて、Apple Pressingというぐらいなので、リンゴを圧縮してリンゴジュースを絞り出します。

こんな経験今までやったことがなかったので、とても楽しかったです!!!最近はイギリスでもこういう伝統的でアナログな方法でリンゴジュースを作っているところは少ないそうです。こういうのはいかにもシューマッハ・カレッジらしくて個人的にはとても好きです!

 

全体行程

f:id:masa-qivo:20141102044210j:plain

上写真:全体行程について書かれたホワイトボード。絵がカワイイですよね(笑)。

 

写真がちょっと見えにくいかもしれないので簡単に説明しますね。

  1. リンゴを準備する: 今年はリンゴの収穫量が650Kgもあったようです。
  2. 腐食部分を取り除く: みんなでナイフを使って地道に取り除きます。
  3. リンゴを洗う: 腐食部分を取り除いたリンゴを洗いましょう。
  4. リンゴを砕く: リンゴをHopperという機械に入れて砕きます。
  5. リンゴを圧縮: 砕かれたリンゴを圧縮してジュースを絞り出します。(5b 絞りカスのリンゴはコンポストに持って行って肥料の原料にします。)
  6. ジュースを瓶詰め: リンゴジュースを瓶詰めにします。
  7. 低温殺菌する: 瓶詰めされたリンゴジュースを低温殺菌します。
  8. ふたをする: 低温殺菌が終わった瓶にふたをします。
  9. 冷やす
  10. 飲む!!

ちなみに、この作業でカレッジで1年間消費されるアップルジュースすべてをまかなえるそうです。おそるべき量ですよね。。。

 

行程を説明する写真たち

f:id:masa-qivo:20141102045649j:plain

上写真:準備されたリンゴのごく一部です。

f:id:masa-qivo:20141102045738j:plain

上写真:みんなでせっせと腐食部分を取り除いた後にそのリンゴを洗っています。

f:id:masa-qivo:20141102045816j:plain

上写真:Hopperによって砕かれたリンゴはこんな感じで出てきます。

f:id:masa-qivo:20141102045843j:plain

上写真:砕かれたリンゴを圧縮器に手作業で積み重ねていきます。

f:id:masa-qivo:20141102045929j:plain

上写真:均等に敷き詰めて上部を平らにするのがポイントです。

f:id:masa-qivo:20141102050005j:plain

上写真:敷き詰め終わったら布を被せます。

f:id:masa-qivo:20141102050118j:plain

上写真:こんな感じで何層にも積み重ねたリンゴの層を、上の金具の棒をくるくる回して下にどんどんと圧縮していきます。

f:id:masa-qivo:20141102050211j:plain

上写真:そうすると一気にリンゴジュースが絞り出されてとてもいい香りが漂います。

 

絞りたてホヤホヤのジュースをその場で飲みながら作業する、というとても贅沢な時間の過ごし方をしました。この作業をしていたら、甘い香りに誘われたのか蜂がやってきてとても可愛らしかったです。

 

 

 

↓よろしければポチっとお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村