シューマッハの風に吹かれて(Blowin' in the Wind of Schumacher)

日本でも少しずつ認知度が高まってきたSchumacher College(シューマッハ・カレッジ)大学院。しかし、まだ日本人の参加者も少なく、日本語での情報も少ない為、その実態が掴み辛いのが現状です。 そこで、少しでもシューマッハ・カレッジ情報を国内で広め、多くの方に興味を持ってもらいたいと思って始めたブログです。

【更新版】生徒の出身国と英語レベル

以前「生徒の出身国と英語レベル」という記事で、シューマッハ・カレッジの修士課程(マスターコース)に参加している生徒の出身国と英語レベルについて、書きました。 

記事を書いた段階ではVISAの問題とかでまだ学校に来れていない生徒が3名いたようです。そして、残り3名についても無事に合流して最終人数が確定したので、改めて「生徒の出身国と英語レベル」について、【更新版】ということで改めて情報をUPしたいと思います。なお、集計対象コースは前回と同様以下の2コースです。

  • Holistic Science
  • Economics for Transition

前回から3名増えたので、両コース合わせた参加人数は29名です。

 

出身国

出身国を下記の通り簡単にまとめてみましたので、ご覧ください。

f:id:masa-qivo:20141005230627p:plain

上図:国旗でまとめてみました

f:id:masa-qivo:20141005225842p:plain

上図:世界地図でまとめてみました

 

前回からの大きな変更点は、コロンビア2名、ブラジル1名の合計3名が追加されたことです。ここにきて南米勢が急激な追い上げを見せています。

 

【地域別ランキング】※APAC地域はアジアとオセアニアに分けました

  1. ヨーロッパ地域(9か国、14名、約48%)
  2. アメリカ地域(5か国、11名、約38%)
  3. アジア地域(3か国、3名、約10%)
  4. オセアニア地域(1か国、1名、約4%)

ヨーロッパ地域とアメリカ地域を足すと約86%にも上る為、前回も書いた通り、やはり欧米の雰囲気が満載!!ということが言えます。純日本人的な気質で、シャイだったり人見知りだったり人前で話すのがあまり得意でなかったりな私は、なかなかこの文化の変化に適応するのに苦労しています(笑)

最近はどこの大学院でもアジア地域(特に中国とインド)の留学生が多いという話を聞きますが、ことシューマッハ・カレッジに関してはそうではないようです。

 

【国別ランキング】

  1. イギリス(5名、約17%)
  2. アメリカ・コロンビア(各3名、各約10%)
  3. ブラジル・メキシコ・ドイツ(各2名、各約7%)
  4. アイルランド・スペイン・ベルギーポーランド・フランス・オーストリアノルウェー・インド・中国・日本・ニュージーランド・カナダ(各1名、各約3%)

やはりイギリスにある学校なので、イギリス出身者が5名と一番多いです。しかも、ノルウェー(1名)とカナダ(1名)とアメリカ(3名のうち1名)は、元々イギリス出身らしいです。なので、これらの3名を足すと、実質的にイギリス出身者は8名(約28%)となり、一大勢力ですね

我らがアジア連合は、インド(1名)と中国(1名)と日本(1名)の合計3名しかおらず、非常に数が少ないです。しかもこのうちのインド出身の生徒はオランダ人とインド人のハーフでかなり欧米な雰囲気を醸し出しています(笑)。そうすると、実質的な純アジア人は中国と日本の2名となります(涙)

 

英語レベル

新たに3名が追加されましたが、基本的には英語レベルは皆さん高いです。やはりインターナショナルスクールにいってたり、アメリカで働いたことがあったり、なかなかの強者が多いですよー。なので、英語レベル別世界地図は前回から特に変更なしです

f:id:masa-qivo:20140913215219p:plain

上図:英語レベルを世界地図でまとめてみました

 

ってことで、一目瞭然ですね。中国(1名)と日本(1名)を除く、残り24名全ての人が「ネイティブ」もしくは「非ネイティブだが実力はネイティブ並」ということになります(涙) 悲しきかな、これが現実なようです。。。。

「非ネイティブだが実力はネイティブ並」な人たちは、インターナショナルスクールだったり、大学がイギリスやアメリカだったり、仕事でイギリスやアメリカで働いてたり、ってことなので、ネイティブと全く遜色がありません。

でも、英語が全然できないからといって疎外されたりすることは全くないので安心してください!とても温かく受け入れてくれてますよ!

あとは、自分の努力次第ということですね。がんばります!!!

 

↓よろしければポチっとお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村

イギリスでApple Picking(リンゴ狩り)してみた

今回は平日に授業が終わった17時ぐらいから、学校の近くにある農園で本場のApple Pickingつまりは「リンゴ狩り」をしてきました!実は梨狩りやぶどう狩り等はしたことがあるのですが、リンゴ狩りはしたことがなかったのでとても楽しかったです。

こちらのリンゴはもちろん無農薬の自然栽培なので、収穫したその場で食べることもできます。過去2回すでに収穫をしているので、今回は赤い実がだいぶ少なかったですが、それでもとてもおいしかったです。

 

f:id:masa-qivo:20140926223214j:plain

上写真:リンゴ園の入り口。学校から歩いて5分ぐらいのところ。

f:id:masa-qivo:20140926223257j:plain

上写真:リンゴ園に到着。

f:id:masa-qivo:20140926223500j:plain

上写真:こんな感じでよじ登ってリンゴをえっさほいさ収穫します。

f:id:masa-qivo:20140926223324j:plain上写真:収穫~。これはほんの一部です。

f:id:masa-qivo:20140926223558j:plain

上写真:帰り道の風景があまりにも牧歌的だったので思わずパシャリ。左にいるのは鶏たちです。

 

今後、これらのリンゴは絞って寝かせて来年のリンゴジュースにするようです。今年は収穫量によってはCiderというお酒にもチャレンジするかも!?とのことです。

 

この後にどんな過程を経ていくかは、今後のお楽しみです~☆

 

 

↓よろしければポチっとお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村

週末の過ごし方(1): 窯でピザを作ってみた

今回は少し趣向を変えて週末の過ごし方についてです。

基本的に週末は完全に自由行動なので、各自好きなように過ごしています。学校でゆっくりする人もいれば、近くの街のTotnes(トットネス)に行く人もいれば、友達に会いにロンドンや遠くに行く人もいれば、本当にまちまちです。

個人的にはゆっくりすることが好きなので、

  • 朝は目覚ましをかけずにこれでもかってほど寝て
  • 洗濯したり、部屋掃除したり、ベッドシーツ変えたり
  • ブログ書いたり、ネットサーフィンしたり
  • 授業の予習・復習したり
  • Totnesに行って買い物したり

といった感じが基本的な行動パターンとなってます。週末は学校に人が少ないため、どこかに行くよりも逆に静かに過ごせたり、いつもと違った学校の一面を見ることができたりして、とても気に入っています。

 

それ以外にも仲間同士で声を掛け合って何かをすることもあります。そのうちの一つが題名にもある「窯でピザを作ってみた」です。

学校の庭には昔の生徒か誰かが作った窯と焚火をできるスペースが一体となった素晴らしい場所があります!こんなに素晴らしいところがあるんだったら、みんなで窯でピザを焼いて食べよう!ってことで、さっそく週末にピザパーティーが企画されました。

f:id:masa-qivo:20140925220320j:plain

上写真:こんな感じのスペースです。

 

窯でピザを焼くならまずは燃料となる薪を拾わなければ、ということで歩いて5分程度の裏の雑木林の中でさっそく薪拾いをしにいきました。

f:id:masa-qivo:20140925220554j:plain

上写真:薪をいっぱい拾ってきます。

 

そして、早速窯の中に薪を入れて火をつけます。何故か窯があったまるまでに2~3時間かかるというゆったーりな設計らしいので、気長に待ちます。

f:id:masa-qivo:20140925220715j:plain

上写真:窯に半永久的に薪を補給し続ける(笑)

 

そして、各人は自分の好きな形で、好きなトッピングをしたピザを窯の中に入れたら、ものの2~3分でピザの出来上がり!

f:id:masa-qivo:20140925220943j:plain

上写真:人生初の手作り窯焼きピザ

 

このピザがおいしくない訳がない!!ってことで、これを含めて3枚も食べてしまいました。その後は、みんなで焚火をして夜遅くまで歌ったり、楽器を演奏したりして、宴は続きました。

  

私は途中で眠くなり、こっそりと抜け出して部屋に戻ってしまいましたが(笑)

 

↓よろしければポチっとお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村

いよいよ必修科目開始(The Ecological Paradigm)

この記事にも書きましたが、授業開始後の最初の1週間(9月1日~5日)は、具体的な講義は行わずに「講師と生徒がお互いにどういう人間かを共有した上で一つの共同体としての結束力を強めよう」、そして、次週から始まる本格的な授業に備えようという趣旨のものでした。

その後、9月8日からは具体的な講義に入り、色々な内容を現在進行形で学んでいる最中です。内容としては、必修科目の「Term1: Core Modules」の中で一番初めに授業を行う「The Ecological Paradigm」の授業を受けています。

そこで、この授業内容について、少しずつ紹介していきたいと思います。

f:id:masa-qivo:20140923051446p:plain

概要

  • まずはコース名にもなっている「The Ecological Paradigm」の意味ですが、生態学の体系」とか「エコロジカルな考え方の枠組み」とかそんなところでしょうか。(なんか分かったような分からないような訳ですがw)
  • 内容は端的にいうと、シューマッハ・カレッジが設立当初からずっと続けており、この学校のコアの部分といってもいいMSc Holistic Scienceコース(修士課程)で教えているエコロジカルな考え方をコンパクトに学び、それを経済学の枠組みにどのように適用していくのか?という基礎部分を固める授業と言えます。(ちなみに、Economics for Transitionコースは2011年に開始しました。)
  • その為、Economics for Transitionコースの講師に加え、Holistic ScienceコースのStephan Harding氏やPhilip Franses氏からの授業が多くあります。ちなみに、Stepanはシューマッハ・カレッジ設立当初からいる方で生き字引のような方ですが、ラテンアメリカ気質そのもので非常にきさくで音楽が大好きな人です。

f:id:masa-qivo:20140923054110j:plain

上写真:カレッジ裏にある森の中のベンチ 

 

主なスケジュール

  1. What's wrong with the economy?(第1週:9月8日~12日)
  2. Learning from Ecology & Complexity(第2週:9月15日~19日)
  3. Complexity and Ecological Thinking in Economics(第3週:9月22日~26日)
  4. Application to Transition challenges(第4週:9月29日~10月3日)
  5. Tutoriol week(第5週:10月6日~10日)
  6. Submission of assingment (11月14日)

という感じです。簡単に説明すると、以下の通りでしょうか。

  • 第1週でざっくりと現在の経済システムがどのような問題を抱えており、何故見直しが必要とされているのかを学びます。
  • 第2週ではHolistic Scienceの視点からEcologicalな視点を学びます。
  • 第3週では第2週に学んだことをどのように経済学に適用していくのかを学びます。
  • 第4週ではじゃあ実際にどうやって変えていけばいいのかという視点を学びます。
  • 第5週は自分でassigmentの課題を考え、その点について先生からアドバイスをもらったり、本をいっぱい読んだりして、11月14日の最終提出日までの骨子を固めます。

 

↓よろしければポチっとお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村

シュタイナースクール@イギリスでの講演会

シューマッハカレッジのMSc Holistic Scienceコース(修士課程)にvisiting teacherとして訪れているCraig Holdrege博士が近くのSouth Devon Steiner School(サウスデヴォン シュタイナースクール)で夜に講演をするというので、聞きに行ってきました。

この日はTotnesの街で他にも二つイベントがあり、かなり悩みましたが、去年は冒険教育機関(Outward Bound Japan)の冒険教育指導者育成コースに参加者し、そして今年は大学院に身を置くようになったことで、以前はさほど興味がなかった「教育」という分野にも最近は興味を持つようになったので、この講演に参加することにしました。

ちなみに、残り二つのイベントの一つは「The Economics of Enough」という経済系のイベントで私が正に勉強していることど真ん中だったので、かなり興味がありましたが、こちらは今後コースで十分に学ぶ内容だと思い、少し角度を変えてみました。

 

講演者(Craig Holdrege博士)


CRAIG HOLDREGE interviewed for the film 'The ...

  • 教育者でもあり、生物学者でもある。現在はニューヨークにあるThe Nature Instituteの創設者でもありディレクターを務めている。
  • 21年間シュタイナースクールの高校において生物学を教え、1990年代以降はシュタイナースクールの高校教師の教育も行っている。
  • シューマッハ・カレッジのMSc Holistic Scienceコース(修士課程)にvisiting teacherとして教鞭を執っている。

もっと、詳しい説明はこちらのサイト(英語)をご覧ください。

私が勉強しているEconomics for Transitionコースでは教えていらっしゃらないので、直接授業を受けることはありませんでしたが、昼食時に話したりしましたが、とても気さくな方でした。

 

場所(South Devon Steiner School)

シューマッハ・カレッジが置かれている地域と同じSouth DevonにあるSouth Devon Steiner Schoolで行われました。カレッジからは歩いて10~20分ぐらいでしょうか。こんな近くにシュタイナースクールがあるなんて知らなかったので、本当に驚きました。

f:id:masa-qivo:20140919000509j:plain

f:id:masa-qivo:20140919000525j:plain

f:id:masa-qivo:20140919000538j:plain

f:id:masa-qivo:20140919000553j:plain

f:id:masa-qivo:20140919000612j:plain

f:id:masa-qivo:20140919000627j:plain

上写真たち:こんな感じの緑が多くて素敵な学校でした。一番下にあるGreenwood Hallという場所で講演は行われました。

 

内容

主に以下の内容が話されたと思いますが、あくまで私のリスニング能力の範囲であるということを予めご承知おきください(笑)。そして、直訳ではなく、意訳が含まれいることもご了承ください。

  • テーマは、「What is Education For?」という非常に広く、そして根本的なものでした。
  • 最近ではともすると「教育」とは、「テストや大学や仕事の準備の為」に行われるものと捉えられているように見受けられる。更に、アメリカのオバマ大統領がウェブサイトに記載した目指す教育像を見ると、これだけに止まらず、「グローバルマーケットにおける国の経済競争力を強める為」に行われるものとして記載されている。
  • しかし、果たして「教育」とはこのような「将来に向けた準備の為」に行うものなのだろうか。このような教育方法は常に「将来」に重きを置き、「現在」を軽視しすぎなのではないだろうか。準備をしている予想される「将来」は、そもそもその通りに訪れるのだろうか。ほとんどの場合は、予期せぬことが発生する為、その時にどのような判断ができるか、ということの方が大事なのではないだろうか。(なお、もし「将来」が「過去の積み重ね」の延長線上にしかないとしたら、何と人生はつまらないことだろうか。)
  • 私たちは「将来」に重きを置くのを止めて、「今ここにある現在」に重きをおき、五感全てを使って経験し、そのときに自分がどのように感じるか、自分がどのように判断するか、ということを行うべきなのではないだろうか。そして、「今ここにある現在」から学ぶ感性は、「今ここにある現在」から学んだ経験からしか磨かれない。その為、「将来」に重きを置いた経験しかなければ、それは磨かれることはない。
  • 私はシュタイナースクールの高校教師を教育する際に、「何故それを生徒に教える必要があるのか、という理由を3つ考える」ことを推奨している。国が定めたカリキュラムにあるから、と答えるという人もいるかもしれないが、「それでは残り2つは?」ということになる。のように考えていくと、生徒一人一人の顔が思い浮かんできて、「貴方はどういう人か?」ということを考えるようになる。
  • また、教師は生徒よりも優れているのではなく、教師もまた「未完成」な人間に過ぎない。その為、生徒と一緒に「今までにやったことないことを試してみよう。新たな発見があるかもしれない。」ということを行って欲しい。
  • 個人的には、「Question(質問)」と「Quest(探検)」という言葉が似ていることが非常に気に入っている。質問があるから探検しよう、という気持ちになる。だからこそ、「Questions are always future.」と言える。この気持ちを教師も忘れないでほしい。

↓よろしければポチっとお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村

シューマッハ・カレッジの経済学修士コース(MA Economics for Transition)の全体像

今回は私が所属しているMA Economics for Transition(経済学修士)に関するコース全体像を簡単に紹介したいと思います。

まずは、下の図をご覧ください。なお、この記事にも書きましたが、8月下旬に到着してから実際の授業が始まるまでにIntroductionやらInductionやらありますが、それはこの図からは省いていますので、予めご承知ください。ちなみに、この部分が重要でないという意味ではなく(実際にはとても重要)、「修士号の為に必要な単位を取得する為には」という条件で見た場合のコース全体像だとご理解ください。 

 

f:id:masa-qivo:20140917013027p:plain

上図:コース全体像はこんな感じです

 

コース全体の特徴

  • 「現在の経済拡大(GDP)を基調とする資本主義経済ではなく、自然界との調和や人間の幸福というものを中心に据えながら、どのような新しい経済システムを構築するべきか、というテーマについて勉強するコース」と個人的には理解しています。なお、学校のホームページにはこのように書かれています。

 Economics for Transition is about creating an economic system fit for the ecological, social, economic and spiritual challenges of the 21st century as we make the great transition to low carbon, high wellbeing and resilient economies.

 

From Schumacher College Website

 http://www.schumachercollege.org.uk/courses/ma-in-economics-for-transition

  • Core Moduleは「The Ecological Paradigm」という授業で始まるのですが、世界中探しても経済学修士コースで、いきなり「Ecological」な科目から始まる学校はシューマッハ・カレッジ以外にどこにもないと思います
  • 授業は、nef (the new economics foundation)Transition Network、とBusiness School at Plymouth University.の協力の元に構成されている為、実際のフィールドでの実践者が講師として授業にも来てくれる機会があります。その為、「理論的な面」だけに終始せずに、「実践的な面」からも勉強することができます。特に、こういう新しい学問の場合は、実践を伴うのが難しい面もあるので、この点は大きな特徴として挙げられると思います。
  • ちなみに、このコースは2011年から開始されたもので、今年で4年目というまだまだ新しいコースです

 

スケジュール

  • Core Modules:
    9月~12月みっちり。12月20日~1月3日まではクリスマス+年末年始休暇の為、授業はありません。何がすごいってこの時期は学校全体が閉まってしまうので、寮生は部屋を出ていかなければならない(笑)。ヨーロッパ出身の人はクリスチャンが多いこともあり、家に帰って家族で過ごすことが多いよう。私はヨーロッパでも旅しようかなと思っています。
  • Electives:
    1月~3月(実際には4月2日とかぐらいまで)。なお、これらのコースはショートコースとして一般公開されるので、ショートコース参加者と一緒に受けます。マスターコース参加者とショートコース参加者を混ぜこぜにして、新しいコミュニティを形成して、新たに参加者各人から学び合おうとする姿勢がいかにもシューマッハ・カレッジっぽい(笑)
  • Dissertation:
    4月~8月。いわゆる修士論文に取り組む期間です。これは、テーマによって執筆場所も異なる為、世界中のどこで取り組んでてもいいことになっています。カレッジ付近に留まる人もいれば、アフリカやチベットに行く人もいれば、自国に帰る人もいるらしいので、本当にまちまちです。その為、予め払っているAccommodation/Food fee(詳細はこちら)には、この期間は含まれていません。

 

なお、各科目の詳細については、今後授業を受けていく中で少しずつ紹介していきまーす。

 

↓よろしければポチっとお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村

生徒の出身国と英語レベル

【2014年10月5日追記】

こちらの記事を書いた後に新たに生徒が3名合流したので、この記事の更新版をこちらの記事に書きましたので、宜しければそちらも合わせてご覧ください。

 

今回は題名の通り、シューマッハ・カレッジの修士課程(マスターコース)に参加している生徒の出身国と英語レベルについて、書きたいと思います。集計の対象コースは、以下の2つです。

  • Holistic Science
  • Economics for Transition

なお、修士課程はこれら以外にもありますが、スタート時期が異なる為などの理由からまだ生徒がいませんので、この2コースを対象としました。また、ショートコースも含まれていませんので、あしからず。(修士課程の詳細についてはこちらのページをご覧ください)

 

ちなみに、現在のところ両コース合わせて26名が一緒に学んでいます!

 

出身国

出身国を下記の通り簡単にまとめてみましたので、ご覧ください。

f:id:masa-qivo:20140913213953p:plain

上図:国旗でまとめてみました

f:id:masa-qivo:20140913214030p:plain

上図:世界地図でまとめてみました

 

やはりイギリスにある学校なので、イギリス出身者が5名と一番多いです。しかも、ノルウェー(1名)とカナダ(1名)とアメリカ(3名のうち1名)は、元々イギリス出身らしいです。なので、これらの3名を足すと、実質的にイギリス出身者は8名となり、一大勢力ですね

地域別に見ても、ヨーロッパ地域(14名)が一番多く、アメリカ地域(8名)が後を追う形となっています。我らがアジア連合は、インド(1名)と中国(1名)と日本(1名)の合計3名しかおらず、非常に数が少ないです。

 

国別に見た結果として言えるのが、欧米の雰囲気が満載!!ってことです。ま、それだけ文化も違うので適応するための努力が必要なんですがね(笑)

最近はどこの大学院でもアジア(特に中国とインド)の留学生が多いという話を聞きますが、ことシューマッハ・カレッジに関してはそうではないようです。

 

英語レベル

英語があまり得意でない人が多い日本では、やはり英語レベルが気になる方が多いのではないでしょうか。何を隠そう私もかなり気になっていたので、今後カレッジを目指される方の為にここに簡単に書きたいと思います。

f:id:masa-qivo:20140913215219p:plain

上図:世界地図でまとめてみました

 

ってことで、一目瞭然ですね。中国(1名)と日本(1名)を除く、残り24名全ての人が「ネイティブ」もしくは「非ネイティブだが実力はネイティブ並」ということになります(涙) 悲しきかな、これが現実なようです。。。。

「非ネイティブだが実力はネイティブ並」な人たちは、インターナショナルスクールだったり、大学がイギリスやアメリカだったり、仕事でイギリスやアメリカで働いてたり、ってことなので、ネイティブと全く遜色がありません。

でも、英語が全然できないからといって疎外されたりすることは全くないので安心してください!とても温かく受け入れてくれてますよ!あとは、自分の努力次第ということですね。

がんばります!!!

 

 

↓よろしければポチっとお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村